In Our Time | 前田塾塾生白書 ~ 仲間に出会う。時代を創る。

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第6回 松田 悠馬さん(2018夏合宿 参加)

「前田塾をたっぷりほめちぎりに来ました」という松田悠馬さん。2018年度の合宿に参加されたのがご縁の始まりです。

実際話を伺ってみると、前田塾の印象を聞くどころではありません。冒険に満ちた彼の半生を、「それで?」「それで?」と、ドキドキしながら伺いました。

[Text: 西岡妙子] 

大学は、今のところ僕には必要ありません。

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大学を休学して、起業して1年ちょっとになります。本来ならば大学3回生の年ですが、大学には1年通って、そのあと2年休学してますので……(笑)

家庭の事情で親と離れて、高校生から一人暮らしをしています。祖父母の支援はあったのですが、そのころから「将来どうする? どうやって生活していく?」ということが切実な課題としてあり、「起業か、投資か……」とか考えながら、書籍を読み漁ったり、起業セミナーに通うなどしていました。ハンドボール部で部長もしながらでしたので忙しかったです(笑)

でも、高2の時点ではまだ卒業後に起業するというイメージができなくて、とりあえず受験勉強を始めて、志望校に合格したので、とりあえず入学しました。実際に大学に通ってみてすごくいい友達に恵まれたのですが、一方で仕事をしたい気持ちが高まって行きました。

それで2年目から休学。前田塾って、大学休学している人結構いるんですよね。僕が参加した合宿のグループは、8割弱が休学中だったこともありました(笑)

 実業家のイーロン・マスクが「世の中で最もコストに見合わないサービスは大学だ」と言っています。私自身、高い学費と4年間という時間を支払ってまで行く必要があるのか?と疑問に思ってしまうぐらい費用対効果の薄いサービスだなと感じています(笑)

一般的には、就職や仕事をするためには大卒が絶対条件と考える人がいるようですが、私はそんなことないと思います。

今はネットのおかげで様々な人やコミュニティ瞬時にアクセスできるので、大卒にこだわらなくても仕事は見つかります。4年間かけて大学資格をもらうよりは、同じ時間をかけて圧倒的な実力と経験を得たほうが得なんじゃないかなと思って今は自分なりに行動しています。

大学を辞めずに休学としているのは、30歳前後で大学の勉強をしたくなったら戻れるようにしているからです。「〇〇大卒」の看板を使って仕事をしたいとは考えていないので、今のところは学校に戻る気はありません。

私が、子どもの頃はまじめで、学級委員や生徒会などをやっていました。常識を疑わず、反抗しない子だったので、先生にとっては扱いやすい子だったと思います。でも、この性格や価値観は中学時代までで、高校時代に起きた環境の変化とともに自分自身もガラリと変わりましたね。

仕事が趣味のような毎日ですが、睡眠だけはこだわって、大事にしています(笑)

行動して、経験と結果を積み上げていく

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2019年夏ドバイ、現地人の自宅にて。

今、事業としてやってみたいことは、ひとつはドバイとの貿易。貴金属の輸出入をやってみたいです。それから、業務効率化を行うクラウドシステムの法人営業。そして予防医療としてのアロマテラピー。いろいろやりたいんです、飽き性なんです・・・(笑)

去年までは資産運用関連の情報を掲載したメディアを運営したり、イスラエル企業が開発した新型スマートフォンの日本総代理店をやるなどしていましたが、頼れる人に引継ぎ今年の5月に現場を去ったところです。

なんでも行動ベースで考えながらやっていくことを心がけています。現在はネットに情報があふれているので、行動せずとも誰でも「評論家」や「批評家」にはなれます。だからこそ行動する力の重要性は高まっていると考えていて、経験と結果をたくさん自分の中に残していきたいです。行動して得たものだけが自分の本当の血肉になるのかなと今は感じています。

今後はカジノリゾートの設計に関心があります。カジノリゾートは経営の側面から見ると非常に可能性を秘めていて、今まで見たことないリゾート地を作ることができます。2022年ごろから各都市の誘致が始まりますから、その時期には自分も開発に混ざれるように今から実力と経験を積んでいきたいです。

 今の日本は、「若者の貧困」が大きな社会課題だと感じています。若者はお金がないため、生活費を稼ぐためにバイトをして時間を切り売りしている人が多くいます。

もし若い時の時間を目の前の生活のためではなく、本当に自分のやりたいことに使えるようになったらもっと面白い社会になるんじゃないかと考えています。

そのためにまず、目的が不明確な大学を切り捨てて学費を浮かせることが考えられます。(大学に行かずに何をするのかは重要ですが。)また理想論ですが、将来的にはベーシックインカムの導入によって、若い人が目の前の暮らしを心配をせずに自由にやりたいことができる社会になったらよいなと思っています。

「分からない」をさらけ出せる前田塾

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合宿

前田塾には、友人の紹介で参加しました。最初話を聞いた時は、「得体が知れない……」と思い(笑)、前田さんに先に会ったんです。そしたらめっちゃいい人だったんで、とりあえず合宿に参加しました。

得られたことは大きく2つあります。

1つは社会人に必要なビジネス素養となる「知識と教養」です。社会人やインターン生であれば、習ったことを翌日から使えるほど即効性のある知識を提供してもらえます。

そしてもう1つが、「本質を掴むスキル」ですね。これは情報を効率よく学習するスキルです。現代ではググれば単体の情報はいくらでも集めることができます。そこに本質を掴むスキルが備わると、単体の情報どうし繋がりや、背景に隠れている基礎事項などを効率よく見つけ出せるようになります。

こうすると、暗記に頼らずに大量の知識を自分の頭でかみ砕いて理解でき、最後には長期的に記憶に残るようになります。

この「本質を掴むスキル」は、訓練しないと身につかない能力です。ただ当たり前ですが、身に着けるのは早ければ早いほどお得です。実際私は仕事をしていて、新しいことのキャッチアップをする局面に多く出くわしますが、その際に本質を掴むスキルは大いに役立ちます。

ただ、だれでも最初は、スキルは有りません。そこのところ、前田塾では「分からない」や「できない」といった状態でも、遠慮なくさらけ出して磨きあえる環境が提供されています。私は何回も失敗をしながら、前田塾のおかげで大きく成長できたなと感じています。

社会人になってこのスキルがないと、知識は吸収できないし、分からないことが分からないままになってしまいますからね。

成長意欲があって、今の自分の知識やスキルに満足していない方は、合宿に行ってください!

前田さんは話しかけやすいし質問しやすいし、講師スキルはとても高いです。ビジネスの先輩としても、求められることをやりながら事業を成長させていて、尊敬しています。

合宿、めっちゃいいですよ。大学とはつながり方の種類が違う仲間に出会えますから。また参加したいです。講師として呼んでもらえたら嬉しいですね(笑)

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あまりの行動力に、異世界の話を聞いているような気分になりました。「成功も失敗ない。ただ経験だけがある」という言葉を体現している松田さん。

やるべきことをやる力は、覚悟から生まれるのでしょうか。自立を余儀なくされた環境から生まれたとはいえ、置かれた状況を前進するエネルギーに変えていく姿は、本当にお見事です。

大量の情報を、理路整然と分かりやすくお話してくださり、さすがビジネスをしている方は鍛えられ方が違う、話が早い……と唸ってしまいました!

第5回 佐藤 気さん(2019春合宿 参加)

これまでトップキャリアコース卒業生の若手社会人のお話を掲載してきました。今回は、大学2年生、2019年春合宿参加者の佐藤気(さとう・そら)さんにお話を伺いました。

「数社でインターンやっている大学生」と聞いていたので、ビジネス面で効率的にキャリアを積んでいくようなタイプかと想像していました……が、「やっと見つかって、これから始まるところなんです」と、柔和な口調で語り始めました。[Text: 西岡妙子] 

入学して一年経って、やっと入りたい学部が見つかった

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 ------ まず、今の状況からお聞かせください。

大学2年生で、ちょうど秋からの進路の振り分けが終わったところです。

経済学系に進む方の多い学部で入学したのですが、教育学に進むことにしました。学問としては「比較教育社会学」を専攻予定で、自分の関心分野は一言でいえば「キャリア教育」なのです。日本の中高生が社会や自らの将来を考え、向き合えるようにするにはどうしたら良いかを海外との比較を通じて研究したいと考えています。

僕自身は、私学の中高一貫校に通っていたのですが、高2の秋までは部活に打ち込んで、それを引退したらそのまま受験勉強に入りました。受験勉強自体は嫌いではないのでなんとなくずっとやってたら、志望の大学に合格することができました。

でも、入学してすぐに、何のために勉強してきたのか、これからどうしたいのか、分からなくなってしまって……。知らず知らずのうちに、「いい点数を取ること」「評価されること」が目的になってしまったのかもしれません。

どうしたらいいか本当に分からなくて何もできなかった時期に、海外ビジネス武者修行プログラムを知って、参加して、今はそこでインターンもしています。そこで、前田さん(編集部注:前田塾塾長)にも出会いました。それでようやく、霧の中から抜け出せて……

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だから入学して1年過ぎてやっと、入りたい学部が見つかったんです。

偏差値という評価軸は、一定の妥当性はあるんです。自分自身は今でも受験勉強から学んだことは多かったと思っていますし、頭ごなしに偏差値教育を否定するつもりは毛頭ありません。でも、やっぱりそれだけでは狭いし、一面的で多様性に欠けるということを痛感しています。

自分自身の経験を反面教師にして、勉強と社会をリンクさせて考えるような機会を10代半ばで与えられるようにするにはどうすればいいのか、そういった領域に関心を抱いています。

自分で設定した限界を超えていく

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----- 小さい頃は、どんな子供でしたか? 

活発で、いわゆるクラスのリーダータイプでした。勉強もまあできて、リレーの選手で(笑)。

走るのが好きで、中高時代も5年間陸上部で、長距離を走ってました。自分の努力が数字で測れるところが好きなんですよね。もちろん、それぞれが持って生まれた限界はあるんです。だけど、人と比べるんじゃなくて、自分で設定した限界を超えていくことならできるじゃないですか。

やると決めたことは、続くタイプなんです。受験勉強でも部活でも、なんでも。今も朝活で毎朝6時に起きて一時間ほど自分なりのルーティンをこなしていますし……。一緒にやるって言ってた友達が辞めても、特に気にせず続けてます(笑)

だからこそ、「何をやるか」が決まらないと辛いんですよね。入学直後が苦しかったのは、それもあると思います。行動を起こすために、自分で納得できる目標が必要なんです。

今、コツコツと「朝ドラ」を見るのが趣味なんですけど、それも今やってるのじゃなくて、昔撮りためてた「朝が来た」(編集部注:2015年のNHK朝ドラ)で(笑) 世の流れとは関係なく、コツコツ見てます。マイペース……ですよね(笑)

前田塾の合宿で人生が変わりました

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-----  前田塾についての思いを聞かせてください。

ネットで知った武者修行に行ったのが大学1年の夏で、すぐに秋合宿に行きたかったんだけど日程が合わなくて、やっと今年の春合宿で前田塾に参加できました。

合宿で、学習する時の姿勢、インプットするときの根本的な考え方が大きく変わりました。それまでは、まず点で覚えて、それを文脈でつなげるようなやり方をしてたから、論述問題でなんだか違和感があって。暗記力がある方なので、論述も覚えて書くようなやり方をしていて、「このままではいけない」という思いはずっとあったんです。

先に線で捉えてから点、というやり方を知って、効率が大幅にアップし、まさに人生が変わりました。本当に感謝しています。

社会人の基礎ビジネス素養という内容ではあるんですけれど、そういった学習時の意識改革や、膨大な量の情報を自分の中で整理して落とし込んで行く体験ができるので、合宿は大学生のうちに行っておくといいと思います。

1 dayの講座はスキルを磨く場で、自分の中で革命を起こしてくれたのはやっぱり合宿です。

前田さんは、経歴から、ゴリゴリにロジカルな人というイメージだったのですが、実際会ってみると、たくさん話しかけてくれて、とても温かい人だなと思いました。だから、合宿にも早く参加したかったんです。

トップキャリアコースも面白そうですが、自分にはまだ早いかなとも思っています。でも、就活等を経てよりレベルアップしてから参加したいです、少なくとも学生のうちに。

今は、ファイナンスやエクセル、数学などの1 day講座を、フォローアップ的に受けていこうと思っています。

 ----- ありがとうございました。
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自らの苦い経験を糧に、未来への第一歩を見つけた佐藤さん。 彼が苦しみ悩んだプロセスは、多かれ少なかれ、誰もが思い当たる日本の積年の課題。 

 「教育」をテーマに、研究職に進むのかビジネスからアプローチするか……大きなテーマに向き合っていきます。

「やりたいことさえみつかれば、それを始めて続けることはできる」と彼は一口に言いますが、気が散漫になりがちな騒々しい現代社会の中で、何かをひたすら継続していく力、それこそが最大の強みではないでしょうか。

より良い社会を後進に残せるように、淡々と着実に、実現に向かって走り続けていくでしょう!

第4回 粂井 華子さん(トップキャリアコースU30 1期生)

未来の経営人材の教養とつながりを培う場、前田塾。

トップキャリアコースU30」一期生から、粂井華子さんをご紹介いたします。

その時々の直感で、なんとなく大学生まで来てしまった、という粂井さん。

穏やかな笑顔と柔らかい物腰、だけど子ども時代は男勝り……??

話を聞けば、「なるほど」な、健康的な強さを持つ彼女をご紹介します。[Text: 西岡妙子]

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社会人になって見えてきた「やりたいこと」

 ------ 今のお仕事について、教えてください。

コンサルの会社に入社し、昨年から今春までは、東日本大震災の復興事業に関わっていました。現在は企業の業務改革に取り組んでいます。働き方改革の流れの中で、自動化等によって、社員のプライベートの充実化や、高付加価値な業務へのシフトに向けてご支援しています。

今の会社との出会いは、大学3年生の夏のインターンでした。

 あまり深く考えず、指定校推薦で大学に進学し、そのまま部活やバイト・サークルなどの課外活動に励んだ結果、ほとんど授業にでた記憶がない大学生活でした。大学3年生になると周りの友人たちが就活を始めたので、私もとりあえずいろんなインターンを受けました。

インターンでは、現場の社員が学生チームに対し、とにかく本気で議論に付き合ってくれ、とてもハードで刺激的な経験になりました。

 就活では他の企業のインターンに参加したり、OB訪問もたくさんさせていただきましたが、今の会社に決めたのは、この社員の方々と一緒に働きたいと思ったから。魅力的な人が多く、自分がモチベーション高く働ける環境だと感じました。

----- 現在のお仕事の魅力と課題を教えてください。

若手であろうとお客様にとっては関係なく、一人のコンサルタントとして頼ってもらえる緊張感とやりがいが魅力だと感じています。

 コンサルタントとしてはまだまだ経験が浅く、初めてやることばかりで課題は山積みですが、お客様を前に、一つ一つ真摯に取り組んでいくしかないと思っています。

 最近、組織開発系の仕事にも関心を持ち始めました。組織内の関係の質を上げながら、対話を通じてありたい姿やビジョンを考えていくようなプロジェクトにも入っています。個人としては、コーチングの資格をとるための勉強中です。

これまでずっと、「やりたいこと」が明確にないままフワフワと来てしまったのですが、ひとつ「極めてみたいな」と思えることが見つかった、という感じです。

 まずは自分が自分らしくあること、自分の感情に素直に生きることを大事に、コーチングなどを通じて、私の大事な素敵な人たちがより輝くことに、何か価値を発揮できればいいなと思っています。

その時その時の自分の内側の気持ちに、素直でありたい。 

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子ども時代は、男勝りで、スカートをはかない子だったんです。いつも走り回ってて。おばあちゃんの家がど田舎にあるので田植えや稲刈りによく行って、カブトムシが大好きで。

高校は私服だったんですけど、いつもジャージで登下校(笑)

 大学時代は陸上部のマネージャーとバレーサークルを掛け持ちして、さらに家庭教師も15人くらいやっていて、だから勉強以外で、すごく忙しかったです(笑)

私の家族はすごく仲が良くて、毎日妹と弟と戯れていることが楽しくて今だに実家暮らし…。私にとって、本当にコアな部分だと感じています。ちなみに兄弟三人全員、前ちゃんLOVEな前田塾生です。

 だからこそ、虐待のニュースが気になってしまう。子供は生まれてくる家を選べない。自分に何ができるかはわからないけど、考えていかなければいけない、そう感じています。

 私自身もいつかは自分が育ったような家庭を築きたいと思っています。

もともとは、子どもができたら、専業主婦がいいなとか、働くとしても、もう少しゆる~くがいいなあと思っていましたが、「もったいない! もっと社会で日本の女性は活躍していくべきだし、自分はそうしていきたいと思っている!」とバシッと言ってくれる、トップキャリアコースの女の子たちみんなと半年間一緒に過ごして、考え方が変わりました。

 仕事を続けていくとなると、親の援助はきっと必要。私の両親は孫育てを楽しみにしてくれているので、みんなで子育てしながら、自分は仕事を続けていくのかな。

 今後のキャリアについて、具体的なビジョンはありませんが、その場その場で、その時の思いに素直に、内側から「いいな」と思えるものを選んでいくことで、その先に何があるのだろう……と楽しみにしています。

私の価値観を大きく変えてくれたトップキャリアコース。

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大学4年の時に、選抜コースに参加して、社会人2年目でトップキャリアコースに参加しました。

選抜コースに参加したきっかけは、信頼できる友人の紹介。トップキャリアは、前ちゃんに、「絶対いいと思う」って、直接誘われました(笑)

平日、ただでさえ忙しいのに、半年間日曜を月2回も費やすなんて……と、お金より時間の拘束が引っかかったので、このコースに対する前ちゃんの想いを会ってしっかり聞かせていただいて(笑)、納得したうえで参加できました。

15回、すべての回には出られなかったのですが、1回1回が充実していて、講師とのご縁、仲間との出会い、幅広い知識……得られたものは本当に大きかったです。講師の方々の考えていらっしゃることのスケールの大きさと、人としての圧倒的な魅力・器に触れて、自分の世界って本当に狭いんだなあと感じ、また価値観が大きく変化しました。

社会人としての教養を、広くパパッと学べるので、はじめの一歩として、とてもいいと思います。興味があれば、そこから自分で広げればいいし。

コースでは、ものすごく良い女友達ができました。社会人になると、なかなか新しい友達ってできないので、おばあちゃんになっても仲良くしていると確信できる人たちと出会えたことは、本当に大きな財産。前ちゃんの「同性の相性を見る目」には絶大な信頼をおいています。(笑)

会社だけの世界にいていいのかなと感じている人や、外に出てみたいけど何から始めたらいいか分からない人は、とりあえず参加してみたらいいと思います! 思っているだけでは何も変わらないし、行動してみたら絶対に何かが起こる!

 前ちゃんは、いつも自然体で、本当に豊かでチャーミングな人。人と人との信頼関係の築き方や、人に対する想いについて、共感できる部分が多くて、大好きです!!

 ----- ありがとうございました。
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 しなやかさの中に、「自分を信頼する」芯がしっかり通っている粂井さん。魅力的な笑顔は、小さなことの積み重ねによる強さを感じさせます。

その時その時、目の前にあることを信じて丁寧に向き合う姿勢が、直感の源泉なのでしょう。

第3回 牧田怜奈さん(トップキャリアコースU30 1期生)

未来の経営人材の教養とつながりを培う場、前田塾。

今回も「トップキャリアコースU30」一期生から、牧田怜奈さんをご紹介いたします。

「そもそも私、全然違うキャラだったんですよ~」と笑う姿は、花が咲いたよう。

結婚観まで変えてしまったというトップキャリアコース。何があったのでしょうか?[Text: 西岡妙子] 

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今の私を受け入れてくれて、私が私のままでいられる。

 ------ 今のお仕事について、教えてください。

大手IT会社で、化粧品系のアプリに携わっています。今年リリースしたばかりのアプリなので、担当領域は、データベース設計、開発、営業同行、業務設計、広告商品の企画、…と、なんでも屋状態です。

今の会社との出会いは、「運命の出会い」だったと思っています(笑)私の物怖じしないところとか、思ったことをどんどん口に出しちゃうところを、「そのままでいい」って言ってくれて。

実際に2年半働いた印象としても、社員の成長を一番に考えてくれる、素敵な会社だと思っています。新規事業に携われて、自分の課題に合ったチャレンジをさせてくれて、意見も言いやすい環境で……私が私のままでいられるんです。とても充実しています。

今の私の課題は、「見立てる力」「仕立てる力」「動かす力」の中の「見立てる力」だと思っているので、しっかり向き合っていきたいと思っています。素敵な上司に恵まれて、いつも私の成長をサポートしていただいています!

数年で転職する人が多い会社ですし、私もこの会社で成長したら卒業して次のステップへ、という思いがあります。オールラウンダーとして、ビジョナリーな人を支えられる何でも屋になれればと思っています。

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----- 子どものころから、積極的だったんですか?

子ども時代は、全然キャラが違ったんですよ。おとなしくて慎重で、「優等生」タイプ。

中高時代は、自由な校風に刺激されて少し明るくなって、でも完全に変化したのは20歳くらいの頃。大学に入っても「優等生」だったんです。授業にまじめに出て、テストでしっかり点を取って……っていう安定そのものの生活をしていて。

そんな私を、あるとき友達が

「やればできるのに、なんで飛び出さないんだ!何を怖がってるの?」

と叱ってくれたんです。とてもショックでしたし、はっとしました。友達はもう自分の夢に向かって走り出しているのに、私はいつまでレールに乗って「優等生」として生きていくんだろう?と焦って。

そこで、「決められたこと」ではなく、「自分自身がやりたいこと」に取り組もうと思い、「武者修行」に申し込みました。それは私にとって大冒険で、家族や友達にもすごく驚かれて。前ちゃん(編集部注:前田恵一・前田塾塾長)にはそこで出会いました。 

 

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そこで出会った人たちにすごく刺激を受けて、「自分自身がやりたいこと」が見えてきたんです。それまでは、「理系だから院に進学してスペシャリストにならなきゃ」と思い込んでいたけど、「私はジェネラリストとしてバランスの良さを生かしたい」と思ったり、私が興味があるのは「なにかを実現するための手段を考えること」よりも、「なにを実現するかを考えること」の方なんだと気付いたり。

それで院進をやめて就活を始め、その傍らで武者修行のインターンをしながら、外国人旅行客に日本文化を伝える「漢字ハウス」という自分の事業も立ち上げて、…と、もうめちゃくちゃ忙しかったですが、そこから人生が一気に充実しました。

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「仕事を続けたい」この気持ちはエゴ?
結婚・出産に抱いていた罪悪感。 

 -----その「変化」以来、ずっと忙しい毎日のようですが、プライベートはどのようにお過ごしですか?

お酒が好きです!日本酒!あと、人とおしゃべりして、笑わせるのが好き。

それから、Sexy Zone の中島 健人くんが好きです♡彼の人としてのスタンスが好きで。世間では「カッコつけ」などと言われてしまいがちですが、彼の仕事や他者に向き合う姿勢は、社会人としてもひとりの人間としても本当に尊敬に値します。彼の、人や環境のせいにせず自分で未来を切り開いていく姿や、相手に何を言われても愛情を返す姿を見ていると、今日の私はそれができてたかな?と、いつも考えさせられます。心動かされた言葉ですか?それはもうたくさんあります!

視野を広く持ち大きな目標を定めると、目指す到達点から逆算して、今やるべきことが決まってくる。そのビジョンの大きさが人生を左右すると思います。目標が大きければ目先のことでぶれても、軌道修正ができますから。(1803 朝日新聞)

(仕事をする上での信念は?)人を好きになること。ひとりでは何も作り上げられないから、一人一人に恋しないといけないと思ってます。どうしても苦手な人ともある程度のちょうどいい距離感を見つけないと前進できない。そこで立ち止まっているのは本当にもったいない。(1811 シネマスクエア)

「くやしい」「苦しい」「ツライ」そんな感情を抱くことはあるけど、それを誰かに伝えるってことは滅多にしないの。ぶちまけて解消した気になるのは簡単だけど、それでは何も変わらない、成長することもできないから。伝えるのは、楽しませたり、幸せにする言葉だけでいい。(1707 Myojo)

  ----- なるほど、なかなか深い……! 人気があるのには理由があるんですね。 ご結婚など、プライベートな未来についてはいかがでしょうか。

 結婚はしたいです!でもトップキャリアコース講師の松澤香(まつざわ・かおる)さんの話を聞くまでは、家庭と仕事の両立を望んでいることに対して、罪悪感みたいなものがあったんです。「私は自分の『働きたい』という気持ちのために、子どもを犠牲にするんだろうか。それはエゴなんじゃないか」って。…まだ結婚もしてないですが(笑)

自分が本当にやりたいことに取り組もうとすると、どうしてもベンチャー企業の立ち上げのような忙しい働き方になってしまいそうだから、子供が小さいうちはやりたいことを諦めて、時間に融通の利く仕事を選ぶしかないかもしれない、と思っていました。

そんな時、日本人を幸せにするためいろんな事業に取り組みながら二児の母をされている香さんに出会ったんです。そして、香さんの

「朝、眠っている子供を置いて仕事に行く時、ごめんねと思いながらも、『ママはこんな世界を実現するためにお仕事してるんだよ、だからがんばってくるね!』と胸を張って思えるから、自分のやりたい仕事を諦めなくて良かった」

という言葉を聞き、感動しすぎて講義中に泣きました(笑)子供のためにやりたい仕事を諦めて中途半端に働くことには意味がない。子育てもやりたい仕事も全力でやって、子供に胸を張れるお母さんになりたい!と、心から思えたんです。

これは私にとってパラダイムシフトで、それからは結婚・出産を足かせと捉えることなく、純粋にやりたいことを考えられるようになりました。 

素敵な人との出会いがあるならそれだけでいい。

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1期生女性陣が松澤香先生を取り囲む!噂の「かおるショック」

-----トップキャリアコースについて聞かせてください。

トップキャリアコースの前に、1Day のAI 講座に行ったんです。そこで、前ちゃんが「この2人は絶対に合う」と隣の席にしてくれた子と本当に仲良くなり、帰り道にトップキャリアコースに誘われて、その場で参加を決めました(笑)

でも、素敵な人との出会いがあるならそれだけでいい、と思っていたので、迷いはありませんでした。

この講座で大きく変わったのは、先述の香さんとの出会いですね。コースの女子全員同じ思いだと思います。講義後に女子で香さんを囲んで質問攻めにしたくらいですから(笑)私たちは香さんとの出会いによるパラダイムシフトのことを「かおるショック」って呼んでます(笑)

また、これといったスペシャリティのない私は転職市場で需要があるのだろうか、と悩んでいたのですが、講師のベンチャー社長さんの「頭の良いなんでも屋が欲しい」という言葉で、目指している方向は間違っていないと確信が持てました。転職サイトで検索するのとは違う、経営者との生きたつながりが持てる場だからこそ、この悩みを解決できたのだと思います。

なので私はこの講座を「悩めるバリキャリ女子」と「(長期的にでも)転職を考えている方」にオススメします!

前ちゃんの印象ですか?マブダチです!(笑)2期以降も遊びに行くので、よろしくお願いします~!(笑)

----- ありがとうございました。
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 表情がくるくる変わり、ポンポンとキラーフレーズが飛び出すスピード感がとってもチャーミングな牧田さん。

武者修行への参加、漢字ハウスの立ち上げ、トップキャリアコースへの参加……節目節目に背中を押してくれる友達がいました。

何度か変容を経ての、今。日々チャレンジの中で、キラキラと輝いています。

でも次に会う時には、また全く違う輝きを見せてくれる予感がします。

第2回 板倉美聡さん(トップキャリアコースU30 1期生)

未来の経営人材の教養とつながりを培う場、前田塾。

今回ご紹介するのも、「トップキャリアコースU30」一期生の板倉美聡さん。

仕事も多忙を極める中、隔週日曜のトップキャリアコースを楽しみにしていたとのこと。

海外を飛び回ってきた彼女が、キャリアのスタートの地として日本を選んだ理由など、いろいろとお話を聞かせていただきました。[Text: 西岡妙子]

 

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パッションだけじゃ、ダメなんだ。

 ------ 今のお仕事について、教えてください。

コンサルティングサービス会社に勤務し、様々なプロジェクトに関わってきました。優秀な人が多くて、ともに働けて毎日良い刺激をもらっています。

現在の会社に就職したのは、長く勤めるというよりは、夢をかなえるためのスキルを身に着けるのが目的でした。

もともと、大学では平和構築について研究し、イギリスの大学院にも留学しました。そのあと、ギャップイヤー、いわゆるニートを1年間送り、その間海外のNGOなどでボランティア活動に参加して、いろいろな問題のまさに現場にいて、目の当たりにして、でも全然役に立てない自分にふがいなさを感じて。

帰国してから、「パッションだけじゃダメなんだ、実際に解決するための力を付けなければ……」という思いで、就活してました。

現状分析力、実行の障害となるボトルネックを見出す力などをはじめ、問題解決能力全般を成長させたいというのが、今の課題です。

ギャップイヤー中には、パレスチナケニアの難民キャンプ、エジプトやヨルダンに行って、パレスチナにはNGOでインターンをさせてもらい、1か月ほど滞在しました。言語は英語も通じるのですが、当時はアラビア語も勉強していました。

ちょうど、米大使館のエルサレム移転をめぐり、大規模な抗議デモがあったころで、ガザ地区ではたくさん人が亡くなりました。私も催涙弾を浴び、人の家の中を通って逃げたり……
でも、私が住んでいたヨルダン川西岸地区は、何もなければ普段は安全で、スリもいないような治安のよいところだったんですよ。

問題を具体的に解決できる自分でありたい。

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-----「平和構築」を専攻された そもそものきっかけはあるのでしょうか。

中学時代、バスケ部の頃に遡ります。

小学校からバスケを始めて、高校卒業まで、バスケ部でした。バスケに、人生を賭けてましたね。今思えば「なんでそこまで……?」というくらいに(笑)

そのバスケ部で、いじめがあったんです。その時に、みんなの間に入ったけど、うまくいかなくて、「ミサトならやってくれると思ったのに……」と言われた言葉が胸に残っていて……。

それ以来、傷ついている人の気持ちに気づいて、そして問題を具体的に解決できる自分でありたいという思いがあります。

 ----- きっかけは、とても身近な経験だったんですね。

毎日激務だと思いますが、リラックスやリフレッシュはどのようにされていますか?また、今後、ご結婚などプライベート面についてはお考えですか。

プロジェクトが終わるとまとまった休みが取れるので、海外旅行に行くのが好きです。

あとは、友達や家族と話すこと。月イチのラクーアも(笑)

結婚については、前向きに考えています(笑)ケニアで仕事をしたい、という思いもあって……(笑)

子どもは、今のところは、自分の子どもがほしいというのがあまりなくて……世界中に、たくさんいるし(笑)でも、この考えは時がたてば変わるかもしれません。

幅広い世界を見せてくれた前田塾「トップキャリアコース」

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トップキャリアコースU30

----- 前田塾との出会いを聞かせてください。

周りに、前田塾に行ってる人がいたので、何となく知っていました。

日本に帰国して、就活しようと思ったときに、ビジネスに疎いのをどうにかしたくて、選抜コース*1に通いました。

学生や若手社会人向けにビジネス素養を講義するような場が、他にあまりなかったのでここしかない、と思ったんです。お恥ずかしい話ですが、株とか、仕組みとか、経済の基本的なことがそこでやっと分かりました。

そのあと、トップキャリアコースには、入社とほぼ同時に通い始めました。

仕事が忙しすぎて、仕事以外のことが何もできなくなりそうだったので、自分のために、土日に勉強する時間を確保しておきたかったんです。

コンサルという職業柄、いろんな業界と一緒にお仕事しますが、トップキャリアコースはそれ以上に、短期間でぎゅっと、幅広い世界を見せてくれました。

また、一緒に学んだ仲間も、幅広いジャンルから来た人たちで、ずいぶん助けてもらいました。

入社して1年くらい仕事して、自分の強みが分かってきて少し余裕ができた頃に参加するといいかなと思います。今の私なら、もっと議論に貢献できたと思うから。

塾長の前ちゃんは、「少年」ですね。「永遠の少年」(笑)

言葉がキレキレで、人をモチベートする力がある。前ちゃんの一言があるだけで、独学よりも断然、内容の吸収率が上がります(笑)

前田塾の講義はほぼ網羅してしまったので、今は「ブロックチェーン」とか「暗号通貨」の話が聞きたいです!

----- ありがとうございました。
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つぶやくように言った「世界中に子どもはいるので……」という言葉が、強く印象に残りました。

 ひとつひとつの質問について、ひと呼吸置いてじっと考え、物腰柔らかくゆっくりした口調で端的に答えてくれた板倉さん。

その内容は、困っている人がいると知っていながらも、課題の大きさに圧倒され、目を背けてしまいがちな、世界の問題。催涙弾も、ケニアも、「今、日本に生きる私たちには、遠い遠いどこかの国の物語」と感じている人がほとんどでしょう。

「平和」という大きなテーマに挑みつつも、声高に叫ぶことはしない。地道なフィールドワークを体験を積み重ねてきた彼女の言葉だからこそ、ただの夢物語のようには聞こえません。

彼女なら着々と実現するだろうという説得力があり、言葉に芯の強さと光を感じました。

 

*1:現在は開催していません。

第1回 守屋祐一郎さん(トップキャリアコースU30 1期生)

未来の経営人材の教養とつながりを培う場、前田塾。2013年開塾以来、延べ253回開催してきたこの塾には、実に多種多彩な方が参加しています。

そんな人材の宝庫の魅力を、ぜひ多くの人に伝えたい。そんな思いで始めたこの企画、

In Our Time 前田塾塾生白書

今回ご紹介するのは、守屋祐一郎さん。社会人二年目の彼は、「再生医療」という高校時代からの夢を軸に、現在医療ベンチャー企業でご活躍されています。「トップキャリアコースU30」一期生でもある彼の魅力に迫ります。 [Text: 西岡妙子]

チャレンジの連続!そんな仕事に燃えてます

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現在は、再生医療関連事業を扱うベンチャー企業で、マーケティングインサイドセールスをメインとして、フィールドセールス、カスタマーサクセスなど幅広く従事しています。
もともと、再生医療に関心がありました。高校生の頃、山中伸弥先生のiPS細胞が話題になったのがきっかけです。知的好奇心が満たされるのはもちろん、人を救える、みんながハッピーになる未来へとつながっていることに強く惹かれ、高校時代は受験科目以上に自然科学の勉強をしてました(笑)
医学の道も考えましたが、事業を通して医療に関わってくのもいいなと思い、経済学部に進学し、卒業しました。
再生医療業界は、2014年に法規制が変わり、民間の参入が緩やかになりました。日々刻々と状況が変化する場です。技術の進化はもちろん、法律面、そしてビジネス面でも、あらゆる要素が非常に動的に進化している。前例のないイベント多発で、常にアップデートとチャレンジが必要で、刺激的で、…「燃える」って感じです!(笑)

嘘がつけないんです。

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----- 今のお仕事に辿り着くまでも、紆余曲折があったと伺いましたが……

そもそも、大学時代に、アルバイトやインターンなどをやって、結構熱心に打ち込んだんですが、コミットしていくうちに、小さな違和感が無視できなくなってしまって、続けられなくなる。
大手には行かないで、ベンチャー志向で就活してたけど、迷って、結局、外資系大手IT企業に勤めました。

でも、しっかり組織が出来上がっていて、なんでも整っている環境にいざ入ってみると徐々に違和感が強くなっていきました。結局合わなくて、何も価値を出せていないのに申し訳ないとも思いましたが、思い切って転職しました。
僕は、すぐに顔に出ちゃうタイプで、嘘がつけないんです。合わないのも顔に出る。

だから今は、自分が広めるプロダクトに心から信頼を寄せられて、本当に僕自身に合ってるし、恵まれていると思います。
キャリアにっていた自分に足りなかったものは、「覚悟」だけだったと、今は思っています。まず「やる」と決める、即「やる」、そして「やりきる」。その気持ちだけでよかったんです。

誰でもその人なりに無理なく楽しめるのがいい。

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----- 学生時代は、テニスにも熱心だったそうですね。

 中学入学時に、近所の子が入ったからという理由で始めましたが、大学卒業まで11年ハマって、スクールでコーチもやってました。
テニスは、心技体揃った総合格闘技なんですよ。でも、バチバチに闘った後、最後は握手、っていうマナーの良さが好きですね。

また、初心者から上級者までどのレベルでも、どの年齢でも楽しめる。教えてて、そこがいいなと思いました。プレイに個性も出るし、レベルや目的に応じて、無理なく楽しめるんですよ。
大学四年の夏までは、団体戦に燃えてました。今思えば、「勝ちたい」というシンプルな目的に向けて、団結していた良いチームでした
今、仕事では、全く異なるチーム像と向き合っています。それぞれのモチベーションや背景、得意な事などが全く異なる中でどうチームビルディングしていくか、自分自身が他者の多様性をどう許容していくかが課題です。できてない自分を、若いなー、未熟だなー、と思っちゃいます(笑)

前田塾には、もっと早く出会いたかった!

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----- そして、それが終わって就職までの隙間で、前田塾に参加されたのですね。

前田塾のことは、高校の同級生から聞いていて、一年の時から知ってたんですが、ずっと時間がなくて、先延ばしにしてて、でも卒業前にファイナンスくらいは……と思って、参加しました。
前田さんの話はおもしろくて、深い知識を楽しそうに話すので、こちらも楽しく聞ける。

トップキャリアコースには、社会人一年目の冬から、一期生として参加しました。参加者も講師も人柄が良く、楽しそうに仕事をしていらっしゃる方が多い事が印象的でした。距離感に加え年代も近いので、自分の5年後、10年後を重ね合わせ易く、毎回得る学びを自分ごとに落とし込みやすかった印象です。ここでなければ得られない広い視野・知識を吸収しつつ、自分の言葉で解釈して反芻する事で、本業へのさらなるモチベーション、中期的なキャリアの指針など多くを獲得できたと感じています。
講師の方々と前田さんとの信頼関係が、すごくいい感じです。講座も、ほどよくガチでほどよくカジュアル。
前田塾では、勉強したり遊んだり、高め合える仲間、戦友に出会えたのも、大きな収穫です。
与えられた問題を解くだけでは物足りない、課題は自分で見つけたい、そんな欲張りな方におすすめしたい。

もっと早く、高校時代とかに前田塾に出会いたかったですね。だから、前田さんには、若い子向けのアプローチを、是非お願いしたいです。

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みんなのハッピーを最大化

----- 最後に、今関心のある社会問題、そしてこれからの展望や夢をお聞かせください。

医療費の増加に関心があります。

ある程度の適切な自費診療を認めていくなど、医療のあり方そのものの変容も求められてくると思います。

一方で、ヘルスケア、医療に関するリテラシー向上がとても大切だと考えています。

例えば、潜在患者が2530万人*1と言われている「ヒザの痛み」においても、太ももの筋肉強化が予防につながると言われている事、健康に良いと科学的に明らかにされている食事((1)魚、(2)野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいもは含まない)、(3)茶色い炭水化物、(4)オリーブオイル、(5)ナッツ類の5つ)があること*2など、知るだけで今日から自身や家族の行動に繋げる事ができるであろう情報は少なくないです。

予防が医療費の縮小に直結するか」で言うと議論の余地が大いにあると思いますが、「納得感のある健康な生活・ライフスタイルを送るために、正しい知識に基づく正しい努力をする人が増えること」に大きな価値があると思います。

それから、事業開発・経営を通して「いけてる」事業を支えて、産業の発展に寄与していきたい、というのが今の中期的な指針です。まずは再生医療産業から頑張りますが、ヘルスリテラシー向上の事業を立ち上げた知人がいて、他にも好きな事業が、いくつかあって。

みんなのハッピーが最大化するような事業には、絶対に伸びてほしいし、少しでも多くの人にその恩恵を享受してほしい

応援していきたいし、自分自身、役に立てる人間になりたいです。

----- ありがとうございました。


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「みんながハッピーになれると思った」という高校時代の気持ちから始まり、「ハッピーを最大化したい」という今の展望で終わったこのインタビュー。

「好きな事業があるんですよ、例えばですね…」と、いくつかの企業についてスマホ片手に生き生きと語る彼の話につい引き込まれましたが、「これって、好きなアイドルとか野球チームの推しを語るときのノリでは…」とはたと気付いて、なんだか笑ってしまいました。仕事に「燃」えるではなく、本当は「萌」えるが近いのでは……という印象でした(笑)(ちなみに、守屋さんの"推し事業"はこちら→Sylby。)

「これだ!」という仕事に出会えた今に守屋さんを連れてきたのは、「嘘がつけない」という彼の個性。これからどこに彼を導いていくのでしょうか。

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*1:吉村典子:ロコモティブシンドロームメタボリックシンドローム 大規模コホート研究ROADプロジェクトより Medical Asahi 2009 Marchより

*2:津川友介(2018)「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」東洋経済新報社

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