In Our Time | 前田塾塾生白書 ~ 仲間に出会う。時代を創る。

前田塾参加者をつなぐ 新世代型コミュニティチャンネル

第18回 石川 駿 さん(選抜コース11期生)

前田塾設立以来2017年まで続いた「選抜コース」修了生の石川駿さんをご紹介します。

大学時代の留学をきっかけに、ブロックチェーンゲーム制作企業に就職、社会人一年目にもかかわらずプロデューサーとして、世界最先端を邁進中!

発信元は、白いパーカーの、この若者です。[Text 西岡妙子]

世界市場で見ても先頭の領域で走っている

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現在、社会人1年目で、ブロックチェーンゲームの開発・運営をしています。

大学4年生だった2018年8月に、エンジニアとしてインターンで今の会社に参加して、そのまま就職。2019年4月からゲームプロデューサーとして「My Crypto Heroes(通称マイクリ)」 に関わっていましたが、チームを引継ぎ、10月から新規プロジェクトの立ち上げを担当しています。

ブロックチェーンゲームは、シンプルにいうとゲームのキャラクターやアイテムがプレイヤーの資産となりトレードしたり、プレゼントしたり、他のゲームで使ったりと自由に扱えるオンラインゲームです。黎明期の市場で、弊社が運営するマイクリは日本だけでなく、世界で1番DAUが多いゲームです(イーサリアム上)。僕が今プロデュースしているのは、「ブレイブ・フロンティア」のブロックチェーンゲーム版。ブレフロは、シリーズ合計全世界3800万DLされているモンスト、パズドラ、ツムツムと並ぶ人気のモバイルゲームです。

例えば、ドラクエの「はがねのつるぎ」はやろうと思えば誰でも手に入れられます。もしそのアイテムが100個と限定されたら、ユーザのうち誰かが所有することになり、所有できない人もいる。そうすると、アイテム独自の価値が自然に発生します。有限のものを所有することで、キャラクターやアイテムが資産つまりアセットとなり、それをやり取りすることも楽しむゲームが「ブロックチェーンゲーム」です。

シンガポールに留学した時に、ブロックチェーン開発について学んでいました。帰国して、実際に社会に使われるユースケースを作りたいと考えました。当時2つの領域でユースケースが生まれるだろうと言われていました。1つは「ブロックチェーン×金融」。でもこれは、規模が大きすぎて、時間がかかるだろう、と考えました。

そしてもう一つがこの「ブロックチェーン × ゲーム」でした。ゲームはエンタメとしてゼロから価値を作りやすく、何よりリリースサイクルが速い。また、たいていのスタートアップは、米中の後追いにならざるを得ないのが現状で、国内でトップになれても世界規模ではなかなか難しい。このジャンルなら、「世界初」や「世界一」など世界規模の、それも前例のない領域に関われる可能性があると考えました。「世界市場で見ても先頭の領域で走っている」という体験に、大きな魅力を感じています。

今勤めている会社の経営陣はゲーム会社出身の方が中心で、ゲームの歴史を見てきた世代です。ネットやスマホ、新しいテクノロジーの出現によるゲーム業界への影響の変遷を体感してきた方々で、常に次のパラダイムを考えています。実は僕自身は、ゲームにはさほど興味がなく、ゲーマーではないんですけど(笑)、ゲーム産業は、とてもおもしろくて、興味が尽きないです。

僕が関わっているプロジェクトに、ファンがついて、コミュニティが生まれ、自然に広がっていくような……そのための「熱狂」や「ストーリー」を生み出せる人になりたいと思っています。

そして、もっとビジョンを広げていきたい。今は、「成長する領域で、好きな人たちと働いていきたい」というのが自分の中で大きな価値観になっていて、「世界をどうしたい」というところまで広げ切れていないんです。ここで止まってしまっているところが、自分の今の課題。一歩先のビジョンのために、何か違うことをして……旅もいいでしょうね……その先が見えるようになりたいです。

 僕の特技は、笑うこと

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小学生のころ。お前に食わせるタンメンはねぇ!

子どものころから、元気でやんちゃでうるさい、ガキ大将でしたね。勉強はできたので、小学校の授業で与えられた課題を超高速で解いて、先生に「外で遊んでいい」と言わせるのが好きでした(笑)。挑戦的ですよね。

でも、中学受験で失敗してしまい、行きたいところには合格しなかったんです。それで、一応合格した中高一貫校には進学したものの、「高校受験で、リベンジするぞ」と思っていたので、すごく勉強しました。

中学時代の部活は、小さいころからやりたかった野球部。守備はショートです。練習がハードで、週7日の部活ですが、充実していました。そして、塾。中学時代の思い出は、野球と勉強、それだけです(笑)。中3の時は、今振り返っても、一番勉強した時期です(笑)。

高校では、第一志望の学校に入ることができました。中学受験時代には雲の上の存在だった学校に合格できてうれしかったのですが、内部の優秀な人たちに圧倒されてしまって……。

入学してすぐの試験で、何の気なしに、名簿順で後ろの同級生と成績を比べてみたら、全くかなわなくて、すごくショックを受けました。そいつは結局、オックスフォードに進学したんですよ。だから今思えば、比べる相手が間違ってたし、そこまで落ち込まなくてもよかったんですけどね(笑)。でも、「勉強ができる」という自信を完全に喪失してしまい、どん底で迷走しました。それが高1。

入学後にサッカー部に入っていたんですが、それもいったん辞めてしまっていたのを、友達に声かけてもらって復帰して、迎え入れてもらったことで、居場所ができたんです。そこからだんだん吹っ切れて、ネタキャラ、バカキャラとして素でいられるようになりました。

文化祭などのイベントが好きで、企画屋としてイベントばかりやっていました。

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高校文化祭

フットサルやサッカーは今でも好きだしやりたいんですけど、なかなか機会がないですね。

趣味としては、日向坂が好きですね~。テレビで見て、たまにライブに行く程度ですが、見てると笑顔になれます(笑)。

それから、ポーカーにハマっていて、友達とやってます。ビジネスをエンタメ化した要素がありますよね。経営に必要な要素が詰まっている。自分が持っているものを把握して、他人の持っているものを予想し、場の流れを読んで……いろんな情報から即座に打つ手を決める、迅速で正確な判断力が求められます。おもしろいだけではなくて、学び多い遊びですよね。

昔からビジネスにはすごく関心があり、高校生のころに読んだカーネギーの「人を動かす」や「金持ち父さん」はすごく勉強になった本です。今は仕事がらみの「ブレイブフロンティア」の既存キャラを覚えるための図鑑を読み込んでいますが(笑)。

最近の映画では「The Greatest Showman」がおもしろかった。スタートアップのクレイジーな感じがいいですよね。新しい価値観をオーディエンスに刺さるように、いろんな課題や衝突を解決していくストーリーや、名声を求めすぎるとこうなる、という教訓など、美しい映像と音楽を楽しみつつ、すごく学べる部分もあって、感動した作品です。

僕の特技は、笑うことかな。すぐ笑っちゃう。そこがいいって友達には言われています。

将来は、「仲の良い家族を作りたい」という理想があって、育児もたくさん関わりたい。そのためには、仕事のフレキシブルさと、時間とお金両方の余裕が必要だと思うんです。「成長する領域で働きたい」という思いは、そこをクリアできるから、というのも大きいです。 

熱量の高い仲間と一緒にいるのが大事

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選抜コース11期生 2017年

前田塾に参加したのは、大学1年生の夏です。当時あった選抜コースの11期生になります。

大学に入学して、テニスサークルに入って、それなりに楽しくはやっていたんだけど、物足りなくて。大学時代にビジネス的なことをやりたいという思いがありました。そんなときに、高校の先輩のFacebookで、前田塾のことを知りました。

前田塾には、ビジネスの素養・教養を学べることの他に、熱意ある人に出会えることを期待していました。結果はもちろん、期待以上のものでした。

熱量の高い仲間と一緒にいるのは大事だということは、当時から実感していたんです。コミュニティが変わると、自分の中のスタンダードが変わり、行動が変わりますから。

実際、前田塾で影響を受けて、コースが終わってすぐ、ビジネス力をつけるためにインターンに挑戦しました。それも前田さんに紹介してもらいました。

当時の仲間とは、最近は結婚式の2次会で会ったりしますね。すごく幸せなことだと思います。

前田さんは、考える力があり、徹底的に考える人。層が深いと感じています。また、人への影響力がありますよね。前田塾のあと、前田さんがメンタ―をしているタームを選んで、武者修行にも参加し、勉強させてもらいました。

前田塾は、学びながら影響を受け、自分を変えるきっかけになりました。

社会人になると、新たなコミュニティを生成する機会はどんどんなくなってきます。やりたいこと、やるべきことが明確になればなるほど、深く専門的に、自分の意図に合った人に出会う場に行くようになるので、思わぬ出会いが生まれにくいと実感しています。

コミュニティが必要なときと、そうでないときがあると思います。今僕は、自分の課題が明確なので、あえて専門的に深めていきたい段階におり、仕事で成果を出していくことが、最大の挑戦です。

もしコミュニティが必要なフェーズにあるのなら、前田塾は、異業種の多様な人がいて、ユニークなコミュニティ形成のチャンスがある場ですね。大学に入ってやりたいことが見つからない人や、今いるコミュニティでは物足りない、ちょっと違和感がある、そんな人に、前田塾をお勧めします。

 

元気でやんちゃでうるさかった元・ガキ大将は、自分のやりたいことが明確です。

そして、それは今やりたいことだけど、将来的には変わるかもしれない……そんなことは全く気にしていません。

今はグローバルに活躍する彼でも、他人と比べてしまい、落ち込んでいた時期もありました。

でもやっぱり、自分らしい自然な姿に戻ることで、活力を取り戻しました。

「今見える世界がまだまだ狭いことも分かっている」と言いながら、とりあえず今いるフィールドで、遊ぶように働く姿は、とても生き生きしていました。 

第17回 鶴野 直子 さん(U30トップキャリアコース 1期生)

U30トップキャリアコースの女性の参加者は全体の2割。

日本のキャリア問題を反映しているかのような数字ですが、前田塾では、性別も年齢も、学歴も所属も関係なく、属性から解放されて「本人」だけで勝負。

子どもの頃のように全く対等に、楽しく共に学び、知性を磨きます。

今回は、大手外資系コンサルから国内メーカーに転職、管理職就任という異例のキャリアの鶴野直子さんをご紹介します。

このままじゃいけない、新しいことに挑戦したい 

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2014年に新卒で就職したグローバル戦略コンサル企業から転職して、現在は日本の工具メーカーに勤めています。

大学に入る前は、国家公務員になりたいと考えていたのですが、兄が実際公務員として勤務している姿を見ていて、キャリアアップの手堅いルートがあるようなので「私には合わないかな、途中でドロップアウトしそうだな」と思うようになりました。

一つの組織の中でキャリアを積んでいくイメージが自分の中になくて、組織を変えながら生きていく方が性に合ってるかな、と。

それで、コンサルを志望して就職活動しました。もともと課題解決を考えるのが好きなので、仕組みを変えたり、新しい仕組みを作ったりということに興味がありました。前職の戦略コンサルは、面接官とのフィット感もばっちりで、就職試験がすごくおもしろくて、勉強になったんです。試験後、すがすがしい疲れの中で、「落ちても満足だな」と思いました。

結局内定をいただいて、即決しました。社風が合っていたんですね。

そしてコンサルタントとしてクライアントに関わっている中で、自社の商品を我が子のように愛しているクライアントさんの姿を見て、やっぱり私も事業会社で働いてみたいと思うようになりました。サービス系やITではなく、物理的なモノづくりに関わってみたかった。そして、一般消費者、つまり市井の人々を対象にしたBtoCビジネスが好きなんです。

プロジェクトベースで動く前職から事業会社に移ると、スピード感が物足りなく感じることがよくあるそうですが、現業はファンドが入っていることもあり、スピードは十分維持されていると感じます。

実は、私が転職してすぐは、動きがゆったりしていて内心焦っていたのですが、ファンドが入ってから会社のトップ層がガラッと変わり、改革がどんどん進んできました。

特に2019年はCEOが変わり、「こんなに変わるとは!」と思うほどの変革がありました。意志あるトップ層の責任感と役割の重要さを目の当たりにして、将来は私も改革ができる層になっていきたいと考えています。もちろん手を動かす現場ももちろん必要ですが、彼らにこれからどこに行こうとしてるのかを伝え、納得してもらいながら、改革を進めていきたい。

現在、企画戦略を担当していて、営業戦略やチャネル戦略を立案しています。需要や売上、在庫管理、生産を平準化するためのルート戦略を検討したり、何をどこにいくつセールスするのかを考えたり、ビジネスの数字を日々作っていることを実感しています。

課長になったので、年上の部下の方もいます。プロパーの社員さんに対しては、ついつい遠慮してしまいそうになりますが、それはかえってよくない、と踏ん張っています。すごく鍛えられますね。商品知識はプロパーの方のほうがあるので、現場の方の声を聴きながら、新しい経営層が目指す世界と現場からのリアルな声をつないでいけたらと思っています。
中途入社組の私は、プロパー社員さんががっかりされないように、「この会社をよくするために来たんだよね?」という期待に応えていきたいと思っています。「中途で来た人」と思われて、終わってしまわないように。会社になじんで終わり、というのは嫌なんです。「なじみたい」と思ったら辞め時かも知れません(笑)

プロジェクトベースで常に全力疾走だった前職では、とにかくロジカルであることが求められていました。決して苦手な分野ではなかったのですが、自分でそれが強みだとわかっていなかった。

自分に自信が持てなくて、高評価をいただいても「女性だから甘くされたかな?」などとなんとなく素直になれなくて、自己嫌悪や否定感が強かったのですが、今はそう思ってしまったとしても、「それも含めて私」と思えるようになりました。できないところばかりが目について、完璧主義だったんです。

自分のペースで、自分のやっていることをひとつひとつ認められる、今の自分の方がいいな、と自分でも思います。年齢とともに成長した部分もあると思います。

現職で、日本全国の営業所を回っていて、都会と地方に差があることに気づきました。経済というよりも、ビジネスの知識や技術、環境の格差ですね。地方の中小企業には、能力があって勤勉でも、環境のせいで限界があり、どうにもならなくて苦労している人がいます。そういう人々が、正当に報われるべきだと思っています。

問題が解けたときのスッキリ感がすごく嬉しい

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さいころは、とにかく負けず嫌いな子どもで、男子と喧嘩ばかりしてました(笑)感情が激しくて、よく泣いてよく笑ってよく怒って。悔しくて泣いちゃうこともしょっちゅう……それは今でもかな(笑)。

負けず嫌いな半面、負けそうなものにははじめから取り掛かれない、臆病な部分もあって。「挑戦してダメなこともある、合わないだけ。勝ち負けじゃない」とだんだんと思えるようになったのですが。

ずっとピアノを習っていて、小学校で金管バンドでトランペット。中高は私立の女子高で、オーケストラでビオラを弾いていました。メロディーラインじゃなくて、伴奏をやってみたかったんです。オケはその後、大学でも続けました。中高では部長、大学では団体責任者に就き、みんなが居やすい場づくりを考えるのが好きでした。今も市民オケで弾いています。

好きな曲は、ベルリオーズの「幻想交響曲」、チャイコフスキーの「冬の日の幻想」や「小ロシア」。「小ロシア」は、先輩たちの演奏で、人生で初めて聞いたシンフォニーです。それからドボルザークの7番、8番も。これは高1、高2で弾いた曲。どの曲も、青春と結びついて、忘れがたいですね。

小学生のころから国語が得意で、どちらかというと算数が苦手。本を読むのは今でも好きで、今は勉強もかねて需要予測の本を読んだりもしていますが、小説もよく読みます。

小野不由美の「十二国記」シリーズの新刊は、出て2日で読み切りました。ファンタジーの中に、生きる上での大事な要素……信頼や、裏切りなど、日ごろに置きかけられる問いかけがたくさん含まれている、すごい作品だと思います。小学生のころよく読んでいたのは吉本ばななの「TSUGUMI」。生と死、どう生きるかを考えさせられ、学生のころは毎年1~2回、読み返していました。

ちょっと前までは「脱出ゲーム」にはまって、100回以上参加しました。成績をエクセルで管理するほどはまってました(笑)。トップキャリアコースの仲間と参加したこともあって、それがたまたまテレビに取材されたんですよ(笑)。何回も参加していると、パターンが読めてきそうに思えるのですが、やはり一筋縄ではいかない。ひらめきが必要なんです。考えるのが好きなんですよね。問題が解けたときのスッキリ感が、すごく嬉しいんです。

社会人になってから、美術に興味が出てきて、西洋と日本の美術史を勉強しています。何も知らずに、自分の感性だけで美術鑑賞するのもいいものですが、背景や流れを把握してから見ると、より深く味わうことができます。美術作品も経営課題の解き方も、時代によって評価されるか否かが変わる。時代の寵児として光が当てられていた人が、社会情勢の変化によって一転、影となることもありますよね。アートとコンサルは、似ていると思います。

小学生の時には良妻賢母を夢見ていましたが、結婚や出産については、今はまったく意識していません。というのも、私は考えるとそれに縛られてしまうタイプなので、あえて考えないようにしているんです。生物的な出産リミットはあるものの、生涯仕事は続けていきたいので、その時々の状況や人との出会いで、考えていきたいと思っています。

「大多数の生き方から外れても、人と人と違うなら違ったとしても、わたしには価値があると思えればいいじゃないか」と、考えられるようになったのは、私なりの成長だと思います。

とりあえずサバイブしていける

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トップキャリアコースのことは、前ちゃんのFacebookフィードを見て知りました。学生時代に、前ちゃんのホームパーティーで知り合っていたのですが、その時には「ただの飲んだくれ」と思ってました(笑)

職業や職種の違う人、価値観の違う人に出会いたいと思っていたんです。これまでの経験から、「環境は人を作る。それは大人になっても同じだ」と考えていました。職場環境の違う人の思考に触れてみたかった。

私はもともと、自己肯定感が低くて、根暗で引きこもり系なんです(笑)。一人でいくらでも過ごすことができます。だから、外に出ることを敢えて意識していないと、家にこもっちゃう。ただ、これまでも「意識して頑張って外に出て、結果良かった」ということが多かったのも事実です。なので、トップキャリアの参加についても、自分で自分で刺激を与えるという意味もありました。

「目の前の気になることをとにかくやってみよう」と思っていたので、自己投資は惜しみたくなくて、すぐに申し込みました。

参加して、関心分野が広がったし、期待した通り、本当にいろんな人に出会えました。思考の違いは言葉の選び方一つ一つに出てきていて、毎回議論したり話を聞いたりするのに飽きなかったです。例えば、公務員として働いていたある人は、「日本人として~」と話始めたりするのですが、私はそんなことを考えたこともなかったから。

今、自分の状況に「これでいいのかな?」と疑問がある人、自分で自分が何をどう考えているのかを知りたい、自分を客観視し、相対化したい人は、ぜひ参加したらいいと思います。同世代の異業種がこんなに集まることは、他にはないですから。転職を考えている方にもお勧めします。会社でなければ学べないこともあるけれど、会社の外でなければ学べないこともあります。

前ちゃんは、やっぱり「よく飲んでるな~」と思います(笑)そして、「自分が楽しいことをやろう」ということがちゃんとできている大人だな、と思います。大人になると、「こうしなければ」が増えてきて、私はそれが窮屈で苦しくなるタイプなのですが、前ちゃんは自由にいろいろ楽しんでる。「それもいいのかな」と思わせてくれる、良い見本です。

トップキャリアコースで、いろいろと戦う力が身に付きました。とりあえずサバイブしていけるんじゃないかな、と思っています。 

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20代で年上の部下がいる管理職。

一見順風満帆の超人ですが、「まだ足りないのでは?」と不安を感じたり、「過大評価されている」と感じてしまったり……「私はわたし」にたどり着くまでには、苦悩のときがあった鶴野さん。

「成長したんですよ。まだまだ、ですけど」と、笑顔で語ってくれました。

「考えて考えて、解けてスッキリするのが好き!」という彼女の性格が、とことん自分に向き合う力になり、そのまま仕事、そしてキャリア形成に生きていますね。

仕事の話はもちろん、趣味のクラシックや脱出ゲームにいたるまで、彼女独自のアンテナにかかったものについての話題も広がり、興味深い話が尽きないインタビューでした。

第16回 飯沼 広基さん(U30トップキャリアコース 1期生)

U30トップキャリアコース第1期生の飯沼広基さんをご紹介。

「今は某大企業に勤めてるんですけど、もうすぐ転職するんです。トップキャリアで影響受けまして」
……!! 「前田塾で人生変わりました」という方は多いですが、ここまで大きく変化するとは!! 詳しくお話を伺ってみました。

このままじゃいけない、新しいことに挑戦したい

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現在、大手エネルギー産業の企業に勤務していますが、実はもうすぐIT系ベンチャーに転職するんです。U30トップキャリアコースに出て、講師陣や受講者から刺激を受け、背中を押されました。

大学院卒業後、技術職として今の仕事に就きました。新製品の企画、研究開発、客先での実証試験、脱炭素を目指して環境に配慮した戦略の提言まで、ひととおりの業務を担当しました。

大学院では化学工学を専攻し、就職にあたり、いろんな業界を受けました。その中で、人柄がよく、優しい方が多い今の会社に決めました。業務や勤務体系、収入も、非常に安定しています。いろいろな業務経験をさせていただき、ここまで育ててくれた会社には心から感謝しています。

でも、トップキャリアコースに行って、「新しいことに挑戦したい」と思ったんです。1月からトップキャリアに行き始めて、コースが終了した6月には転職を決意していました。

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知り合いの紹介で転職すると、実力以上のポジションが与えられてしまうこともありますよね。そうじゃなくて、自分の力でやっていきたかったので、知り合いがいる企業ではなく、全く知らないところに飛び込んでみたいと思って、いろんな業界を見ていました。新しいところに行くのには全く抵抗がないタイプなんです。

実は、6月に結婚しまして……転職を考えていたにもかかわらず。相手は、大学院生時代にインターンに来た時に、同じくインターンをされていた方です。

入籍にあたり、役所の手続きのために有給休暇を取ったんです。あっち行ったりこっち行ったり、なんかすごく煩雑で……これが全部WEBでできればいいのに、こんなことで時間取られるのはすごく損失だな、と思いました。

その体験を抱えているときに、自治体や官公庁にITを導入するサービスを提供する会社に出会って、この事業に関わりたいと思い、転職先が決まりました。当初は全く違う分野に転職するのかと考えていたので、何がきっかけになるか、分からないもんですよね。

自治体の手続きって、ほんとに面倒ですよね。これからマンパワーがどんどん不足してくる中で、そういった「人間がやらなくてもいい仕事」を機械化することは、とても有意義だと思います。

一方で、役所がとても重要な役割を果たす場合があると思います。ただ仕事を省力化するのではなく、注力すべき分野・領域に正しくリソースが割けるような世界があるべき姿だと思います。自治体サービスの利用者・提供者とも利益を享受できるよう、ボトルネックを取り払い、多様性に応える事業を創出していきたいと思っています。

転職先には、素晴らしい方々がいっぱいいて、まず追い付くのが今の課題です。やりたいことが明確化し、とてもワクワクしています。今はできないことはたくさんあるけれど、一個ずつ潰していけば、なんとかなると思っています。楽観的な性格なので。

会社に対してちゃんと成果を出している前提ではあるものの、転職先は副業もOKなので、大学時代の友人と起業しようという計画があります。「2021年の4月」と、時期だけは彼と約束しているんです。農業か不動産か、人の生活に近い、何か泥臭いことをやりたいと思っています。

妻となんでもない話をする、日々の他愛ない時間がとても大切。

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川崎北部出身です。生粋のKYな子どもでした。当時はそんな言葉はなかったけれど。思ったことをすぐに口に出してしまっていて、小学校中学年くらいの頃は、いじめられてたんです。

そのいじめが嫌で、何が原因なのか、5年生の頃、自分ですごく考えたんです。そして、「言われたら嫌だろうな、ということは言わない方がいい」と気づき、、自分で性格を変えて、人の気持ちを考えるようにしてみました。そしたら、6年生で仲の良い友達ができて、嬉しかったですね。

中学受験をして中高一貫校に入学。野球部に入りました。二つ上の兄が通っていたので、親がなんとなく、その学校に行くように仕向けたんじゃないかな。それで、兄が入っていた野球部に。それも親が、二人同じ部活の方が楽だから、仕向けたっぽいんですけど。軟式野球ではあるものの、強い学校だったので、結構がんばりました。強い部活って楽しいです。6年続けましたね。ピッチャーをやっていました。

大学ではアカペラサークルに入りました。周りの人が歌がうますぎたので、僕はボイスパーカッション担当に。ボイパの練習は、みんな独学なんです。一人一人、唇の形も体形も違うので、自分で編み出すしかない。お風呂で歌うといい感じなので、自分で練習して、組み合わせは先輩に教わったりして。

「VOICES! 3」というコンピレーションCDに、2曲、SoundScapeというユニットで収録されています。

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最近の趣味は、カメラ。妻の影響で始めました。休日には二人で散歩して、同じ被写体を撮影して、比べたりしてます。妻となんでもない話をする、日々の他愛ない時間がとても大切。もし子どもが生まれたら、転職先はリモートワークができるので、融通利かせられるし、家事力も問題ないので、かなり育児に参加できると思っています。

本を読むのも好きで、興味のあるジャンルがあったら、その領域をひたすら10冊くらい読みます。購入して読んで、手元に残すもの以外はメルカリで売っています。割とすぐに売れるので、最近は発送業務もなかなか忙しいんですよ。

今は転職に向けて、自治体関連の本やITのシステム、設計の勉強をしています。軽めの読書なら、村山由佳さんの「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズが好きです。今年のベスト本は、山口周さんの「ニュータイプの時代 」。思考法や発想の転換になるようなヒントをたくさんもらいました。オススメです!

これまでに出会ったことのない化け物ばかり

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トップキャリアコースは、Facebookの広告を見て知りました。社会人二年目のとき。前田塾のことは全く知らなかったけど、何となく申し込みました。講師の方も、錚々たる会社名が並んでいて、おもしろそうだなと思って。

ちょうど業務が回せるようになった時期で、新しい刺激を受けたかったんですよね。それから、「コミュニティーを作る」という言葉に惹かれました。もともと人が好きなので、おもしろい人に出会いたくて。トップキャリアコースは、ちょっと会費高めのサークルかな、と。

参加してみると、これまでに出会ったことのない化け物ばかりで、本当に刺激になりました。講師の人たちはもちろん化け物ですが、彼らは年上だから。年下なのに化け物なんです。キレキレの人や、政治から哲学からなんでも詳しい人など、本当にびっくりしました。

僕は技術系の人間で、テクノロジー方面にはアンテナ張ってるんですけど、政治や経済には興味がなくて疎かったんですよ。でも、トップキャリアの人は割とちゃんと知ってて。若いのに。コースで自分の知らない分野も含め、強制的に学ばされたのは、本当にいい経験になりました。

理系からメーカー勤務のような、コテコテの技術系の人、刺激を求めている人に、この講座はとてもいいと思いますよ。

前ちゃんとは、面接の電話が初対面。「飲み好きそうだなあ」と感じました。それから、ロジカルに見えて、実は感性の人なんじゃないかな。感性で直感的に結論を出してから、裏付けとしてロジックを詰めるタイプだと思う。右脳と左脳のバランスがすごく良い人だと思います。

今後関心ある前田塾の講座は……講座より、飲み会に行きたいのですが、PowerPointのプレゼン講座に興味があります。懇親会目的で、参加してみようかな。

 

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肩に力が入っていない、飄々としたたたずまい。大胆に人生を切り開く一方で、地道な日々をしっかり味わい、楽しんでいます。
転職、結婚、そして未来についても、自分の大切なこと、その本質だけを守り、あとはこだわりすぎず、深刻になりすぎない。
「僕は科学者なので……」というわりに……いえ、おそらくは科学者だからこそ、直感や流れに任せて運ばれてきたようなこれまでの人生。人事は尽くし、天意を聴くしかない部分についてはまるっきり天におまかせのようです。

そこから生まれる余裕が、フットワークを軽くさせているのでしょう。彼と話していると、「意識ひとつで、人間は自由になれるものだ」と感じます。